浜松町 帝冠様式のオフィスビル 渡邊ビル
帝冠様式とは洋風建築物に日本の伝統的な屋根を取り入れたデザイン様式です。
Wikiでは1930年代のナショナリズムの台頭を背景に、モダニズム建築に対抗して発生した と記されています。
帝冠様式で有名な建築物は九段会館(東京)京都市美術館(京都)などが有名で、どちらの建築物も壁面タイル貼りで屋上には棟付きの瓦屋根が見えます。
私は、帝冠様式の和洋折衷建築・擬洋風建築などの細部までコダワリが詰まった建築物に強く惹かれます。
これは、ヨーロッパの建築物でも同じで、作り手のコダワリも感じられます。
私達建築を仕事としている者は、地球を傷めつけて人工物である建築物を建築します。
なので細部までコダワリの詰まった建築物を設計・工事しなければ地球に申し訳無いですね・・・。
渡邊ビルは、細部までコダワリの感じられる建築物でありました。