仙田満 人が集まる建築

環境デザインの視点から
どのような設計をすれば人が喜び・興味を持ち・そこに集うかを深く考えた本です

僕は採算が関係する商業施設の設計に関わることが多いので
どのような設計にすれば賑わいがうまれるかを考え
仕事をしています
建築は人が集い営む為の装置で無ければならないと思っています
この本を読んで、建築に対するアプローチを再確認することが出来ました
また、新たな発見もすることが出来ましたし
たいへん勉強になりました

 

ここ数年
横文字の好きな政治家は
レガシーと連呼しています

レガシーとはつくるものでは無く
建築物が長い時間を掛けてなるものだと思いますし
それは文化に似ていると思います

レガシーになるには運営が必要です
人が集い営む為の装置が必要です
集う人を絶やしてはなりません・・・

レガシーを連呼する皆様
無駄な箱物を検討してる皆様
是非 この本を読んで頂きたい
装置・仕掛の思考 たいへん参考になりますよ